【なぜ】はるな愛がパラリンピック開会式出演で炎上?LGBTは障害者扱い?バリバラとは?

2021年8月24日、パラリンピックの開会式にはるな愛さんが出演し、障害者ではないのになぜ?という声が寄せられて話題となっていました。

はるな愛さんが、性同一性障害ということで、LGBTも障害の一種だからではないかという声が上がっていましたが、どうなのでしょうか?

なぜ、はるな愛さんが開会式に出演したのか調査してみました!

【なぜ】はるな愛がパラリンピック開会式の演出に登場で炎上?

障害者が出場するパラリンピックの開会式の演出が、健常者のはるな愛さんが映し出されたシーンからスタートしたことにより、ツイッターでは【なぜ?】という声が寄せられていました。

はるな愛さんは、一般的に肢体不自由といわれる、身体の動きに関する器官が病気やけがで損なわれ、歩行や筆記などの日常生活動作が困難な状態ではないので、パラリンピックの演出に出演していることに違和感を覚えた方が多くいました。

ちなみに、「障害者」の定義としては、

障害者総合支援法によると身体障害知的障害精神障害発達障害を含む)その他の心身の機能の障害があり、障害および社会との関わり方によって生活や仕事に制限を受けている人とされています。

と記されています。

しかし、はるな愛さんがパラリンピックの演出に登場したのには、しっかりとした理由がありました。

【なぜ】はるな愛がパラリンピック開会式に出演の理由はバリバラ

はるな愛がパラリンピック開会式に出演の理由①Eテレのバリバラの司会

はるな愛選手は、2012年4月から放送が開始された、日本初の障害者のためのバラエティ番組【バリバラR】で、パーソナリティーを務めています。

放送当初は、アイちゃんというキャラクターの声を担当してナレーションを行なっていました。

声:はるな愛、タレント。性同一性障害

(引用:Wikipedia)

バリアフリーを考えることを目指した番組【バリバラR】の司会をしていたことで、障害者のパラリンピックの演出に加わったのだろうと言われています。

はるな愛がパラリンピック開会式に出演の理由②性同一性障害

はるな愛さんは、本名は大西 賢示(おおにし けんじ)という名前で、日本のトランスジェンダータレント・歌手・女優・実業家・YouTuber。という肩書きがありますよね。

そのため、性同一性障害・トランスジェンダーでありながら活躍するはるな愛さんが出演することは、多様性を考えることを目的として、パラリンピックの演出に抜擢されたといわれています。

はるな愛がパラリンピック開会式に出演に対する世間の声は?

障害を持つ選手が行うパラリンピックの開会式に、はるな愛さんが出演したことで、世間の声としては、「LGBTQ+が障害者であるというイメージを植え付けるのではないかという点で、よくなかったのではないか。」という意見が寄せられています。

世界的に見ても、性同一性障害・トランスジェンダー・同性愛者が差別されていた時代はなくなり、多様性が認められる国が増えてきています。

その中で、障害者が参加するスポーツの祭典のパラリンピックに、はるな愛さんが登場したということは、はるな愛さんのようなトランスジェンダー・性同一性障害が、世の中一般的に障害者であるというイメージを植え付けてしまったと言われていました。

はるな愛の性同一性障害は、『障害』ではない!

2019年5月25日、WHO(世界保健機関)での会議で、障害と分類される身体障害知的障害精神障害の中で、精神障害に分類されていた【性同一性障害】を、分類から外すことを決めました。

 スイスのジュネーブで開かれている世界保健機関(WHO)の総会で25日、「国際疾病分類」改定版(ICD-11)が了承され、性同一性障害が「精神障害」の分類から除外され、「性の健康に関連する状態」という分類の中の「Gender Incongruence(性別不合)」に変更されることになりました。これにより、出生時に割り当てられた性別への違和が「病気」や「障害」ではないと宣言されることになりました。

(引用:PRIDE JAPAN)

そのため、ジェンダーレスは障害ではないということになります。

日本は世界に比べて、ジェンダーについての考え方がかなり遅れており、あまり理解されていない部分が多いですが、性同一性障害という言葉自体が、すでに認識として古いということになります。

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