元自衛隊の女性自衛官である事から、自衛隊ネタを芸にしているやす子さん。
しかし、年齢からも分かるように、自衛隊歴は短くたったの2年、辞めてすぐに芸人になっています。
入隊の理由や辞めた理由が気になりますね!
また、自衛隊員として、どこの場所でどのような事をして働いていたのでしょうか?
今回は、自衛隊芸人やす子さんについて
- 自衛隊歴
- 入隊や除隊の理由
- 働いていた基地・駐屯地の場所
- 自衛隊時代のエピソード
についてまとめました!
やす子の自衛隊歴は何年?
やす子さんは、2017年年から2019年の2年間、陸上自衛隊の施設科に所属して、ドザー手というブルドーザーのオペレーターとして働いていましたので、自衛隊歴は2年になります。
自衛官には、任期制自衛官という2年ごとに退職するシステムがあるので、やす子さんはしっかりと任期を終えてから退職しています。
しかし、やす子さんは、2019年に除隊して2年経つ現在も、即応予備自衛官として訓練招集命令により出頭し、年間30日の知識・技能を最底限確保する訓練に参加しています。
ちなみに、即応予備自衛官とは、陸上自衛隊退職者の志願者がなれるもので、除隊後も訓練を続け、何かあった時の予備要員として動けるようにしておくというものです。
即応予備自衛官には手当てがあり、年間で、504,000円が支給されることになっています!
- 「即応予備自衛官手当」が、月額16,000円×12ヶ月=192,000円
- 「訓練招集手当」が10,400円×30日=312,000円
芸人をしながら、自衛官としての訓練も欠かさず、やす子さんが努力家であることがわかりますね!
やす子が自衛隊員を辞めた理由は?
やす子さんは、経済的に自立をするという理由があったから陸上自衛隊に入隊しています。
しかし、自衛隊を止める際の理由はあいまいで、やす子さん自身も上手く言葉にできないと言います。
やす子さんは、自衛隊を辞めた理由について、辞めた時は先のことを何も決めておらず、自分でもよくわからないけど、突然辞めるということが降りてきたと言い、特に理由はないとの事でした。
「入隊して1年半くらい経ったころですね、ある日上官が自分の前を歩いていて。そのとき急に“自衛隊、辞めよう!”という天の声みたいなのが降りてきたんです。自衛官は任期制で、つづけるかどうか2年ごとに決められる。4年勤続すると退職金が出るので、22歳までは絶対辞めないつもりでいたし、その直前まで辞める気はまったくなかったんですけど、そのまま上官に追いついて『辞めます!』って言ってしまって。辞めてどうするかも、住むところとかも何も考えてなかったんですけど、その日のうちに任期が来たら辞めることに決まりました」
(引用:Cocotame)
やす子さんが、ちょうど仕事にも慣れて波に乗ってきた頃で、周りからも認められ始めた時期だったというので、自衛隊の仕事が嫌になり、辛くて辞めたという訳ではないそうです。
同僚や上官からも「辞めるなんてもったいない!」と引き留められたと言います。
では、なぜ自衛官をやめて芸人になったのでしょうか?
やす子が自衛隊芸人になった理由は?
やす子さんが芸人になったきっかけは、2019年9月頃、自衛隊を辞めて半年ほど清掃員として働いていた時に、高校時代にTwitterで知り合った友達に漫才をしたいと相方に誘われてコンビを組んだからでした。
全くお笑いに興味がなかったやす子さんですが、相方がネタを作ることが出来なかったので、自分でネタを作り、履歴書を送った中からオーディションに受かったソニー・ミュージックアーティスツに所属しています。
事務所所属後、やす子さんは『新人類』というコンビ名で活動していましたが、この時は自衛隊ネタの漫才ではありませんでした。
しかし、ある日突然、相方が音信不通になり、ライブをドタキャンしたため、仕方なくピン芸人として、本名の『安井かのん』の苗字である【やす】を使った『やす子』に名前を変えて、1人でステージだった事がやす子の芸人人生の始まりです。
やす子の自衛隊時代の勤務地・駐屯地はどこ?
やす子さんは、陸上自衛隊員として滋賀県の大津駐屯地と京都府の大久保駐屯地で、それぞれ3ヶ月ずつIQテストや検査を受け、そのまま大久保駐屯地の施設科で、ドザー手というブルドーザーのオペレーターの仕事をして働いていました。
現在は、即応予備自衛官として、茨城県の霞ヶ浦の駐屯地に通って訓練をしています!
現役の自衛隊員だった頃は、道路を作ることが主な仕事であり、災害派遣時に土砂やゴミがあるところをきれいにしたり、任務では戦車が通る道を作ったりする役だったと言います。
自衛隊員としてのやす子さんの訓練内容は、毎日20kmを走り、月に2回の射撃訓練、半日かけて大自然のなかを進んでいく40km行軍などがありました。
ドザー手は、女性では珍しいポジションだったそうで、常に周りは男性の隊員ばかり。
ハンデなしで20kgくらいの荷物を背負って歩いたそうで、負けてらんないという気持ちで取り組んでいたと言います。
やす子さんの粘り強さや負けん気の強さは、これからお笑い芸人としてどのように活かされていくのでしょうか?
今後の活躍に期待です!